研究大会(年次)

 ALAI JAPAN 総会・研究大会2024 のご案内

[日時]2024年12月7日(土)13:30~18:00(予定)
[場所]早稲田大学8号館B107教室+Zoomウェビナー

【プログラム】

〈国際大会報告〉ALAIチリ大会報告

《シンポジウム》著作権侵害事件における越境的な証拠収集と証拠保全の課題(仮題)

(司会)小島立(九州大学教授)
 小島立(九州大学教授)「企画趣旨」
 白木敦士(琉球大学准教授)「民事法の観点から」
 笹倉宏紀(慶應義塾大学教授)「刑事法の観点から」
 中島博之(弁護士)「実務の観点から」
 駒田泰土(上智大学教授)「コメント」
 (討論&質疑応答)

【シンポジウム企画趣旨】
 越境的な著作権侵害訴訟や、その前提としての越境的な発信者情報開示請求訴訟において、域外における証拠収集、証拠保全等が問題となるケースがしばしば見られる。また、「漫画村事件」に代表されるように、越境的な著作権侵害について、域外における証拠収集、証拠保全等が問題となる刑事事件も散見される。国際的な著作権関係訴訟に関する国際裁判管轄、準拠法、外国判決の承認執行等については、これまでにも検討がなされてきているものの、域外における証拠収集、証拠保全等についての検討は、必ずしも十分とはいえないように思われる。本シンポジウムでは、著作物がデータの形で世界中を飛び交う状況が加速している現状に鑑み、著作権侵害事件における越境的な証拠収集、証拠保全の課題について、民事法と刑事法の両方の観点から、理論的・実務的な検討を行いたい。

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